猫は自分で体を舐めて毛づくろいをする動物です。
そのため、健康な室内飼育の猫の場合、犬のように頻繁なシャンプーを行う必要はありません。
大切なのは、ブラッシングや爪切りなどの日常的なお手入れを通して、皮膚や被毛、体調の変化を確認することです。
猫のお手入れでは、頻繁なシャンプーよりも、日頃のブラッシングや爪切り、健康チェックが大切です。
子猫の頃からブラッシングに慣らしましょう
ブラッシングは抜け毛を取り除くだけでなく、皮膚や被毛の状態を確認する大切な機会です。
最初から長時間行うと嫌がる場合がありますので、子猫の頃から短時間ずつ優しく慣らしていきましょう。
お手入れの後に褒めたり、遊んであげたりすることで、良い印象を持ちやすくなります。
長毛種は特に毛玉に注意
長毛の猫は、脇の下や胸、首まわり、お腹、後ろ足などに毛玉ができやすい場合があります。
毛玉が大きくなると皮膚が引っ張られたり、蒸れて皮膚トラブルにつながったりすることがあります。
無理に引っ張らず、日頃からこまめにブラッシングして予防することが大切です。
長毛種は「毛玉ができてから取る」のではなく、日頃のブラッシングで毛玉を作らないことがポイントです。
爪切りについて
室内飼育の猫でも爪は伸びます。
子猫の頃から足先や肉球を優しく触り、人に触られることへ慣らしておくと爪切りがしやすくなります。
一度にすべての爪を切ろうとせず、嫌がる場合は1~2本ずつ行っても問題ありません。
爪の中には血管がありますので、切りすぎには注意してください。
難しい場合は、動物病院やトリミングサロンへお願いする方法もあります。
シャンプーは必要な場合だけ
猫は自分で毛づくろいをするため、頻繁なシャンプーは必要ありません。
体がひどく汚れている、排泄物などが付いてしまったなど、必要な場合に行います。
シャンプーをする際は必ず猫用の製品を使用し、体調の良い日に短時間で済ませましょう。
洗った後は体を冷やさないよう、しっかり乾かしてください。
耳や目も確認しましょう
お手入れの際には、耳や目の状態も確認します。
耳の中に強いにおいや大量の汚れがないか、目やにや涙が急に増えていないかなどをチェックしてください。
無理に耳の奥まで掃除する必要はありません。
口元や歯も少しずつチェック
猫も歯石や歯肉炎など口腔内のトラブルが起こることがあります。
子猫の頃から口元を触られることに慣れておくと、将来的な歯のケアもしやすくなります。
お手入れは見た目をきれいにするだけではなく、体調の変化を早く見つけるための健康チェックでもあります。
まとめ
猫のお手入れでは、ブラッシング・爪切り・耳や目・皮膚・被毛などを日頃から確認することが大切です。
シャンプーを頻繁に行う必要はなく、その子の毛質や生活環境に合わせて必要なお手入れを行ってあげましょう。